Supervisor Support for Home Medical Care
訪問看護ステーションの設立 → 運営 → 売却まで自ら実行した実務家が、
SV(スーパーバイザー)として月次で現場に伴走します。
コンサルだけのコンサルではありません。現場を持ち続けてきた者の判断基準を、そのまま提供します。
対象:承継後クリニック・医療法人/訪問看護ステーション経営者/訪問診療クリニック新規開業/M&A仲介・PEファンド
全国10万クリニックのうち
院長が70歳以上
年間のクリニック
倒産・休廃業件数
社労士法人HALZグループ
創業からの年数
訪問看護「あわーず」の
継続運営実績
※ 市場データは当社提案書(2026年7月)記載の値に基づきます。
The Issue
クリニックの承継とDX・BPOによる標準化が進んだ後、次に立ちはだかるのは 「人対人の関係性」に依存する労働集約型サービスの運用品質です。ここはテクノロジーでは代替できません。
承継クリニックが在宅診療へ進出する際、訪問看護・リハビリステーションの併設が構造的に不可欠となる。
労働集約型の対人サービスは、DXでは代替不能な「人対人の関係性」の運用品質に依存する。
退院後の受け皿となる多職種連携網を、クラスター単位で組成する実務担当が必要となる。
SV Support — Overview
地域課題の把握、医療・介護機関との連携、クリニックと訪問看護の橋渡し、利用者紹介の流れづくり、スタッフ育成、品質管理。 「地域で困った時に最初に相談される存在」となる ―― それがSVの職務定義です。
5つの支援対象への働きかけは相互に連鎖し、「紹介され続ける拠点」という一つの結果に収束します。
→ RESULT : REFERRAL RATE ↑
Core KPI
紹介率 ―― 追うべき、たった一つの指標。
紹介率は単なる集患数ではありません。医療の質・対応力・信頼・連携・接遇・スピード・経営安定の 総合結果として立ち現れる指標です。
短期の努力では動かず、中期に静かに変化する。だからこそ、経営の"羅針盤"にふさわしい。 SVはこれを月次巡回で、定性・定量の両面から運用します。
Consulting Menu
月次で拠点を訪問し、現場観察・スタッフ面談・管理者面談を実施。「見る・聞く・示す」を定型化する。
稼働率・訪問単価・加算取得・人件費率の四指標をレビュー。具体的なアクションと期限までを設定する。
インシデント・記録遅延・カンファレンス実施率・苦情件数を継続監視。「隠さず・繰り返さない」組織学習を実装。
教育カレンダー設計、法定研修の意味づけ、キャリアラダーの整備。「育つ組織」の器を作る。
連携先訪問リスト作成、ケアマネ・ドクター・病院への計画的接触。「顔を出し続ける」を仕組で担保する。
社労士法人HALZグループが直接担当。労務・給与・規程・助成金・人事制度・産業保健まで一気通貫で提供。
Why Lotus Partners
Founder's Letter
Lotusで失敗したこともあります。うまくいかなかったこともあります。
だったら、それを私たちだけのものにするんじゃなくて、
必要としている訪問看護ステーションに届けたい。
一人ではできないからこそ、Partners。
株式会社 ロータス・パートナーズ 代表取締役 大山 佳世
Free Self-Assessment
5つの支援対象 × 15問に答えるだけで、貴拠点の「信頼資産」の状態をその場でスコア化。最優先で着手すべき領域と、その理由をご提示します。
Management Insights
Founder's Letter
株式会社 ロータス・パートナーズ 代表取締役 大山 佳世
私は看護師になって、病院で13年ほど働きました。
救急やICUなど、たくさんの患者さんと関わってきて、看護師としていろんな経験をさせてもらいました。
その後、主人の転勤でベトナムに3年間住むことになって、現地のクリニックで働いたり、ハノイ大学でベトナム語を勉強したり。
日本を離れて生活したことで、改めて感じたことがあります。
それは、
「人を支えるって、病気だけを見ていてもできないんだな」
ということでした。
病院の中では見えなかったことが、在宅にはたくさんあります。
だから私は、訪問看護が好きです。
病気を看るだけじゃなくて、
「その人の人生そのもの」に関われるから。
病院で13年。
そして、在宅へ。
急性期・ICUで培った判断力を、暮らしの場へ持ち込む。
看護師 大山佳世の原点は、いつも現場にあります。
でも、訪問看護を続けている中で感じたことがあります。
訪問看護って、本当に大事な仕事なのに、
そんな理由で、頑張っているステーションが疲弊してしまうことがあります。
私自身も、Lotusを立ち上げてから、何度も悩みました。
スタッフが増えれば増えるほど、悩みも増える(笑)
「これでいいのかな?」って、何度も考えました。
でも、そのたびに現場のスタッフに助けてもらって、利用者さんやご家族、多職種の皆さんに教えてもらって。
少しずつ、少しずつ、Lotusというものができてきました。
そして5年経って、ふと思ったんです。
Lotusで失敗したこともあります。
うまくいかなかったこともあります。
逆に、
ということも、たくさんあります。
だったら、それを私たちだけのものにするんじゃなくて、
必要としている訪問看護ステーションに届けたい。
それが、Lotus Partnersをつくろうと思ったきっかけです。
私は、訪問看護に「これが正解」というものはないと思っています。
だから、
「Lotusではこうしているから、あなたのところもこうしてください」
ではなくて、
「一緒に考えましょう」
というスタンスでいたい。
一緒に考えて、一緒に答えをつくっていきたい。
私がやりたいのは、Lotusを全国に増やすことではありません。
地域に、強い訪問看護ステーションを増やしたい。
そこには、
何かあったときに、
と思ってもらえる。
そんな訪問看護を、もっともっと増やしたい。
そのために、
人・仕組み・教育・経営・地域連携
いろんな角度から訪問看護を支えていきます。
訪問看護は、一つの事業所だけでは完結しません。
一つひとつは「点」だけど、
その点がつながることで「線」になり、
線がつながることで「地域」になる。
私は、Lotus Partnersを通して、
になりたいと思っています。
Lotusという名前には、蓮の花のように、
どんな環境にいても、きれいな花を咲かせてほしい
という想いがあります。
だから私は、
Lotusで咲いた花を、Lotusだけのものにしたくない。
そこで得た経験も、失敗も、ノウハウも、人とのつながりも、
必要としている人たちに渡していきたい。
そして、そこでまた新しい花が咲いてほしい。
それが、
Lotus Partnersです。
そしてその先にいる利用者さんが、
と思える地域を、一緒につくっていきたい。
私は本気で、
「誰も孤立しない、地域で暮らし続けられる社会」
をつくりたいと思っています。
そのために、これからも走ります。
…まあ、走りすぎて倒れないようにはしますけど(笑)
一人ではできないからこそ、
Partners。
一緒にやりましょう。
🌿株式会社 ロータス・パートナーズ 代表取締役大山 佳世
Next
病院勤務からベトナム、在宅看護、そして設立・運営・売却まで。これまでの歩みと、Lotus Partnersが提供できることをご紹介します。
HOME / 私たちについて
About Us
株式会社Lotus Partnersは、訪問看護ステーションの設立から運営、そして売却までを自ら実行した実務家が立ち上げた、在宅医療のSV(スーパーバイザー)支援会社です。
Concept
利用者も、そのご家族も、そして現場で働く看護師も。誰ひとり孤立させないこと。 これがLotus Partnersの唯一の存在理由です。
在宅医療の現場は、労働集約型の対人サービスです。GPSや訪問ログ、動画研修は行動の可視化には有効ですが、 人対人の関係性、モラル形成、使命感といった中核はAIで代替できません。 だからこそ「中核は人が担い、それ以外を合理化・標準化する」設計を、私たちは最適解と考えます。
Founder Profile
株式会社Lotus Partners 代表取締役。急性期病院での臨床、海外医療、在宅看取りの実務を経て、訪問看護ステーションを自ら設立・運営・売却した実務家です。
Hospital Duty
小倉記念病院にて消化器・血液・泌尿器/救急・ICU・無菌室を経験。看護師としての判断力と、重症・終末期に寄り添う土台を形成。
Overseas — Vietnam
さくらクリニック(ハノイ)勤務。ベトナム語と多文化医療を学ぶ。父の最期を看取った経験を原点として「一人で死なせない」という確信を持つ。
Home Nursing
あわーず品川/にしおおいでの勤務で、在宅看取り・家族支援の実務を担う。訪問看護における関係性の作法と、多職種連携の実装知を蓄積。
Founding
2021年8月 株式会社Lotus設立/2021年11月 とばた訪問看護ステーション開設。ゼロから地域信頼を積み上げる立ち上げを実行。
Present
ステーション売却まで経験した実務家として、地域連携と定着支援を軸に訪問医療コンサルティングを展開。2026年8月4日、株式会社Lotus Partnersを設立。
Track Record
大山佳世が代表取締役として株式会社Lotusを設立。訪問看護事業の枠組み設計と資金・人員計画を確立。
とばた訪問看護ステーションを開設。北九州エリアで地域連携基盤を構築。土日・深夜・早朝対応で信頼資産を蓄積。
ケアマネ・ドクター・連携会への常時参加と、人情に根ざした迅速対応で紹介率を高め、案件・採用・利用者継続率を持続。
M&Aによる事業承継を自ら実行。DD対応・スタッフ移管・引継設計まで経験。以降は他ステーションへの伴走支援に還元。
―― 現場を「立ち上げ、回し、譲る」まで自ら経験した実務家として、その全プロセスを財産として提供します ――
Operating Principles
ケアマネ・ドクター・連携会に常時参加する。「地域で困った時に最初に相談される存在」となる。関係性そのものが最大の営業資産である。
他所が嫌がる依頼にも土日・深夜・早朝で応える。困難ケースを断らない姿勢が、地域評価を築く。紹介の連鎖は「断らない実績」の帰結として生まれる。
「今すぐ動く」と情のある一言をセットで届ける。スピードだけでも情だけでも足りない。両輪が回った時、利用者・家族・連携先が味方になる。
Corporate Data
| 商号 | 株式会社 ロータス・パートナーズ(Lotus Partners Inc.) |
|---|---|
| 設立 | 2026年8月4日 |
| 代表取締役 | 大山 佳世 |
| 事業内容 | 訪問看護・在宅医療拠点に対するSV(スーパーバイザー)支援/管理者育成/収益・品質改善/地域連携支援/PMI支援 |
| 提携 | 社労士法人HALZグループ(代表 藤田 敏克) |
| 所在地 | (後日掲載) |
| 連絡先 | TEL:(後日掲載)/ お問い合わせはフォームより承ります |
四方よし
利用者・家族・連携先・スタッフ、全方向にとって「良い」を貫く。損得ではなく信義を判断の起点とする。
当たり前を手放す
「あって当然」の思考を捨てる。呼ばれる、頼られる、任される――全てが感謝で始まり感謝で終わる。
基本を徹底
挨拶、報連相、記録、時間厳守。当たり前のことを、当たり前でない水準で、全員が徹底する。
矢印を自分へ
環境や他者に原因を求めない。まず「自分ができること」を問い、動く。組織文化はここから育つ。
人に尽くす
利用者・家族・仲間に対して、技術の前に情を持って接する。看護は科学であり、同時に人格の表現である。
学び続ける
経験は増えても、学びに終わりはない。現場・後輩・利用者からも学ぶ姿勢を組織の常態とする。
試練は機会
困難ケース・クレーム・トラブル――すべてを組織が伸びる転換点として引き受ける。逃げないことが差異を生む。
誠意ある迅速さ
「早い」だけでは冷たい。「丁寧」だけでは遅い。両者を同時に満たす動き方こそがLotusの標準である。
Guiding Principle
HOME / SV支援
SV Support — Overview
SVは「地域と医療をつなぐプロデューサー」。5つの支援対象への働きかけが相互に連鎖し、「紹介され続ける拠点」という一つの結果を生みます。
→ RESULT : REFERRAL RATE ↑
Definition of SV
地域課題の把握、医療・介護機関との連携、クリニックと訪問看護の橋渡し、利用者紹介の流れづくり、スタッフ育成、品質管理を担う。「地域で困った時に最初に相談される存在」となる、それがSVの職務定義です。
Vision
Why SV is Essential
→ 案件獲得・スタッフ採用・利用者継続率へ波及する「信頼資産」が形成される
→ 信頼資産は目減りし、紹介率は静かに下がり、採用・稼働率にも波及する
→ 信頼資産の目減りを止め、紹介率の水準を持続的に維持する
Technology Limitation
GPS/ログ自動取得/動画研修は行動可視化には有効です。しかし対人サービスの中核(人対人の関係性、モラル形成・使命感)はAIで代替できません。労働集約型の訪問看護は「中核は人が担い、それ以外を合理化・標準化する」設計が最適解となります。
感染対策・虐待防止・BCPなどの法定研修を、Lotus流の意味づけと体験化で再構築します。「なぜやるのか」を事例で学び、ロールプレイで体に染み込ませ、「やった」ではなく「できる」まで引き上げる設計。
◆ 実装:年間教育カレンダー / eラーニング+対面演習 / 事例ライブラリの共有 / 教育実施率のKPI化
看取り・困難ケースは看護師の心を確実に消耗させます。SVが個別面談・グリーフケア・ピア対話の場を月次で設計。「相談できない」を制度で塞ぎ、離職の芽を早期に検知します。
◆ 実装:月次1on1(SV×スタッフ)/ケース振返り会/守秘ルート面談/HALZ産業保健連携
SVがスタッフに実際に同行し、訪問前後の対話で観察・示唆・承認を行います。マニュアルでは伝わらない対応の"間合い"や"言葉選び"を、現場そのものを教材として伝承します。
◆ 実装:新人3ヶ月・中堅6ヶ月の同行計画/訪問後デブリーフ/Zoom個別相談枠の常設
「訪問看護師の3年後」を可視化し、専門看護・管理者・SV・独立など複数のキャリアパスを個別に設計。定期昇格レビューと評価制度を、HALZグループの人事基盤と連動して実装します。
◆ 実装:キャリアラダー/半期評価面談/資格取得支援/管理者候補選抜プログラム
発生数と再発率を毎月モニタリング。ヒヤリハット共有を仕組化し、「隠さず出せる」文化に転換します。
◆ 実装:月次モニタリング/再発防止プラン/共有会の定例化
当日中入力率を数値化。遅延パターン別に業務再設計。請求品質と労務時間の両面に効きます。
◆ 実装:当日入力率の可視化/遅延要因分析/業務動線の再設計
週次・症例カンファレンスの実施率を可視化。判断品質と多職種連携の"型"を組織に埋め込みます。
◆ 実装:カンファ雛形/実施率KPI化/症例ライブラリ蓄積
受付・一次対応・原因分析・再発防止までを1枚で追跡。組織学習の教材として蓄積します。
◆ 実装:苦情トラッキングシート/原因分析フォーマット/教材化
Utilization & Premium Add-ons
利用者数×訪問頻度×時間帯配分の三軸で稼働を最適化。24時間対応・特定行為・専門加算・機能強化型など未取得加算の棚卸しと取得計画を毎月更新。業務動線もSVが現地観察でボトルネックを解消します。
Tech Backbone
"行動可視化"はテクノロジーの得意領域。訪問開始・終了・所在情報を自動取得し、逸脱を即時アラート。SVは異常検知にのみ人手を投入する分業設計を実装します。
Lotus流の判断基準を体系化した管理者研修(月次)、SVによる隣席伴走、他ステーションとの相互見学。意思決定の型を早期に習得させ、拠点責任者として自立可能にします。
◆ 実装:月次管理者研修/隣席伴走/相互見学プログラム
月初に連携先訪問件数目標を設定→週次で実績可視化→月末に振り返り。「顔を出し続ける」を計画と実績で担保します。
◆ 実装:訪問リスト管理/接触履歴レビュー(毎月)/目標・実績の月次サイクル
勤怠・記録・報連相・引継ぎの日次チェックリストを運用。管理者が毎日確認→週次でSV報告。原理原則の逸脱を早期発見し、"当たり前"の水準を維持します。
◆ 実装:日次チェックリスト/週次SV報告書/逸脱の早期検知フロー
オンコール当番・バックアップ・呼び出し基準を紙とアプリで見える化。「誰が」「いつ」「どこまで」の3点を明示し、対応の空白を作りません。
◆ 実装:オンコール表/呼出基準の明文化/バックアップ体制の整備
Weekly SV Report — Sample Items
季節・担当替に影響されない紹介の分散化と継続化を、SVの月次連携運用で担保します。
◆ 実装:連携先ポートフォリオ管理/接触計画/紹介元別分析
稼働率・訪問単価・加算・人件費率の四指標を毎月レビュー。数字で見える経営に切り替えます。
◆ 実装:月次P/L分析/加算取得ロードマップ/収益改善会議
評価制度・キャリアラダー・メンタルサポートで、辞めない組織・戻ってくる組織にします。
◆ 実装:人事制度設計(HALZ連動)/離職兆候の早期検知/定着支援
地域における"最初に相談される拠点"へ。法人ブランドの信頼形成に直接寄与します。
◆ 実装:地域ブランディング/連携先評価の可視化/広報支援
リハビリ・小児・精神・看取り強化など、次段階の事業拡張に必要な地盤を整えます。
◆ 実装:事業拡張の可否判断/人員計画/許認可・体制整備
人事制度・評価・可視化・研修――これらを同じ設計思想で一本化し、オーナーの承認のもと段階的に実装します。SVは月次オーナーレビューで進捗と数字を報告。「決めたことが確実に前に進む」状態をつくります。
◆ 実装:月次オーナーレビュー/統合ロードマップ/進捗ダッシュボード
Profitability Levers — 4 Axes
スタッフ1名あたりの訪問件数と、時間帯・エリア配分を最適化。空白時間を可視化して埋める。
サービス内容と加算算定を精緻化。1件あたりの提供価値と収益の連動を検証する。
機能強化型・特定行為・24H対応など未取得加算の棚卸しと計画的取得を進める。
HALZ人事制度と連動して等級・評価・賞与を設計。生産性と処遇のバランスを整える。
クリニック・病院・ケアマネ・施設との接続数を継続的に増やします。単発の挨拶ではなく、関係性の深度まで管理します。
◆ 実装:接続先リスト/関係性スコア/四半期レビュー
訪問リスト・接触履歴・関係性スコアを可視化し、計画的営業を実行します。属人的な関係を組織の資産に転換します。
◆ 実装:エリアマップ/接触履歴DB/計画訪問の月次運用
多職種連携の"起点"として機能し、地域全体の在宅医療品質を底上げします。
◆ 実装:連携会の企画運営/困難ケース相談窓口/多職種勉強会
クリニックを中心に、訪問看護・リハ・介護・薬局を束ねてクラスター化。健康寿命延伸事業の下地となります。
◆ 実装:クラスター設計/受け皿件数の管理/病院連携の窓口化
Direct Link to Cluster Strategy
SVが担う地域営業の履歴は、そのまま法人の地域理解の質を規定します。承継クリニックを中心に、退院後の受け皿を訪問看護・リハ・介護・薬局と束ねてクラスター化することが、地域における事業の面的展開を支えます。
HOME / メソッド
Core KPI — Referral Rate
「紹介率」は単なる数値目標ではありません。現場のすべての質を統合した結果指標――だからこそ、これを追うことが経営そのものになります。
The One Number That Matters
紹介率
「紹介され続ける力」――医療の質・対応力・信頼・連携・接遇・スピード・経営安定の総合結果として立ち現れる指標。
短期の努力では動かず、中期に静かに変化する。だから、経営の"羅針盤"にふさわしい。
単なる集患数ではなく、「紹介され続ける力」を可視化し、SVの月次巡回で定性・定量の両面から運用します。
Seven Components
| 01 医療の質 | アセスメント・観察・報告の水準/専門知識と経験値 ◆ SVの介入点:教育カレンダー・事例ライブラリ・同行指導で水準を引き上げる |
|---|---|
| 02 対応力 | 困難ケース・重症・緊急・多疾患への対応幅 ◆ SVの介入点:困難ケースの受入方針を明文化し、バックアップ体制を設計する |
| 03 信頼 | 約束を守る/秘密を守る/期待水準を裏切らない継続性 ◆ SVの介入点:日次チェックリストと報連相の徹底で「当たり前」の水準を維持する |
| 04 連携 | 医療機関・ケアマネ・多職種との情報共有と役割分担 ◆ SVの介入点:カンファレンス実施率をKPI化し、連携の"型"を組織に埋め込む |
| 05 接遇 | 利用者・家族への言葉遣い・立ち振る舞い・関係の距離感 ◆ SVの介入点:同行時の観察・示唆・承認で、マニュアル化できない"間合い"を伝承する |
| 06 スピード | 初回訪問・情報返却・依頼応答の速度と丁寧さの両立 ◆ SVの介入点:応答時間の可視化と、逸脱の即時アラートで運用に乗せる |
| 07 経営安定 | 継続性・スタッフ定着・24H対応維持力(=安心して紹介できる相手) ◆ SVの介入点:四指標の月次レビューと人事制度で、安定した経営体を維持する |
Structure of Trust Assets
創業期に築いた信頼は、組織が拡大すると静かに削られていきます。紹介率が下がってから気づいたのでは遅い。だからSVは、目減りが始まる前に規律を継続させます。
顔を出し続ける/気持ちよく受ける/人情ある迅速対応。案件・採用・利用者継続率に波及する信頼資産が形成される。
組織拡大で創業期の緊張感が薄れ、報連相が未徹底に。不信が生まれ、紹介率が静かに下がり始める。
定性評価(面談・同行・観察)+定量評価(ログ・実施率)+制度の一体導入。目減りを止め、水準を維持する。
月次で拠点を訪問し、現場観察・スタッフ面談・管理者面談を実施。「見る・聞く・示す」を定型化する。
◇ 出力物:SV訪問レポート/課題リスト/次月アクションプラン
稼働率・訪問単価・加算取得・人件費率の四指標をレビュー。具体的なアクションと期限までを設定する。
◇ 出力物:月次P/L分析/加算取得ロードマップ/収益改善会議議事録
インシデント・記録遅延・カンファレンス実施率・苦情件数を継続監視。「隠さず・繰り返さない」組織学習を実装。
◇ 出力物:品質指標ダッシュボード/再発防止プラン/カンファ雛形
教育カレンダー設計、法定研修の意味づけ、キャリアラダーの整備。「育つ組織」の器を作る。
◇ 出力物:教育カレンダー/事例ライブラリ/キャリアラダー資料
連携先訪問リスト作成、ケアマネ・ドクター・病院への計画的接触。「顔を出し続ける」を仕組で担保する。
◇ 出力物:エリアマップ/連携先スコア/訪問実績と関係性履歴
社労士法人HALZグループが直接担当。労務・給与・規程・助成金・人事制度・産業保健まで一気通貫で提供。
◇ 出力物:就業規則・規程整備/給与計算/助成金申請/人事制度設計書
Back-office Structure
現場運営・管理本部・専門支援の三層構造で、抜け漏れなく責任を分担します。ご依頼法人が司令塔として、Lotus Partnersが実装として機能します。
Field Operations
⌘ 責任者:大山 佳世(代表取締役)
Management Division
⌘ ご依頼法人/Lotus Partners & 管理本部 共同運営
Specialist Support
⌘ 責任者:藤田 敏克(社労士法人HALZグループCEO)
HOME / PMI支援
PMI Roadmap — Day 0-100
承継直後の100日間で、拠点を「診断 → 安定化 → 改善着手 → 拡張判断」まで到達させます。
Expected KPIs — 4 Categories
HOME / 実績・体制
Evidence — HALZ & AWARES
私たちは「コンサルだけのコンサル」ではありません。創業26年の人事プロと、11年運営中の訪問看護会社の実績が背後で支えます。
Sr. Labor and Social Security Attorney Firm
「採用から福利厚生まで」を一気通貫で支える外部人事部。
創業から
オフィス勤務
全国在宅勤務
Representative
九州大学卒。山崎製パン → 大手ヘッドハンティング会社 → セブン-イレブン・ジャパン → カルチュア・コンビニエンス・クラブ → ソフトバンク・イーコマースで一貫して人事畑を歩んだ実務家。
HR基幹システム/ITに精通し、労務・給与・評価・研修を「設計 → 運用 → 改善」まで自ら回せる希少な人事プロ。
◆ 提供領域:労務相談 / 給与計算 / 就業規則 / 助成金 / 人事制度 / 評価・研修 / 産業保健 / 採用支援
HALZ Group — Home Nursing Arm
2013年設立・訪問看護/訪問リハビリ/居宅介護支援 ― 11年運営中の実務会社。
設立年
24時間対応
継続運営実績
Prototype Organization
本SV支援モデルは、九州エリアでの先行実装を起点に、承継エリアへ横展開する設計です。プロトタイプで確立した運用フォーマットを、そのまま各地域のSV拠点に転用します。
月次訪問・現場レビュー・管理者面談を定型化。全拠点に「呼吸を合わせる」機会をつくる。
Lotus流の判断基準を体系化した管理者研修を月次で開催。拠点責任者を自立可能に。
収益・品質・人材・連携の四指標群を月次でレビュー。数字を"共通言語"として揃える。
HALZ人事基盤と連動した採用チャネル整備、オンボーディング、離職兆候の早期検知。
連携先訪問リスト・接触履歴の可視化。ケアマネ・ドクター・病院連携を計画的に進める。
在宅医療への展開局面で、訪問看護・リハビリステーションの併設が必要になる法人様。
よくあるご相談
すでに運営している拠点の紹介率・稼働率・定着率を引き上げたい経営者様。
よくあるご相談
これから在宅医療を始める、または訪問看護の併設を検討されている先生方。
よくあるご相談
訪問看護・在宅医療領域の案件で、PMIの実務パートナーをお探しの方。
よくあるご相談
First Step
15問・約3分で、貴拠点の状態を5軸でスコア化します。診断結果はその場で表示され、最優先の着手領域とその理由をご提示します。
HOME / SV現場診断
Free Self-Assessment
5つの支援対象 × 15問。約3分で、貴拠点の「信頼資産」の状態をスコア化し、最優先で着手すべき領域とその理由をその場でご提示します。
◆ 所要時間:約3分(全15問) ◆ 入力内容はブラウザ内で計算され、送信・保存されません ◆ 結果はその場で表示されます
Assessment Result
—
Score by Target
Next Step
診断結果をもとに、貴拠点の状況に即した支援設計と概算費用をご提示します。診断スコアをお持ちのうえ、お問い合わせください。
HOME / 自動見積
Instant Quotation
拠点数・スタッフ数・支援メニュー・契約期間を入力すると、月額と年間総額の概算をその場で自動算出します。入力内容は送信されません。
Estimated Cost
1拠点 / 6ヶ月契約
※ 上記は自動計算による概算です。実際のお見積りは、拠点規模・スタッフ構成・現状の運用水準・訪問エリアの地理条件などを確認のうえ個別に作成します。
※ 表示金額はすべて税別。交通費・宿泊費は実費精算となります。
Pricing Logic
SV巡回は月次のリズムで効果が積み上がるため、成果報酬ではなく月額固定制としています。基準は1拠点あたり月30万円(税別)です。
拠点が増えるほど移動効率・フォーマット共用が効くため、2拠点以上でボリューム調整を適用します。7拠点以上では▲22%となります。
労務管理メニューは社労士法人HALZグループが直接担当。人数規模に応じた加算を設定し、実務量に見合う設計としています。
Contact Information
| 代表取締役 | 大山 佳世 |
|---|---|
| 所在地 | (後日掲載) |
| TEL | (後日掲載) |
| 受付時間 | 平日 9:00 - 18:00 |
| 提携 | 社労士法人HALZグループ 代表 藤田 敏克 |
Before You Contact
ご相談前に現場診断を受けていただくと、より具体的なご提案が可能です。
最大の違いは「自ら現場を持ち、立ち上げから売却まで実行した経験があるかどうか」です。当社代表は2021年に株式会社Lotusを設立し、とばた訪問看護ステーションを開設、運営を経てM&Aによる事業承継まで自ら実行しました。分析や提案書だけでなく、実際に拠点へ足を運び、スタッフ面談・同行・管理者育成まで現場で行う伴走型の支援です。
紹介率は、医療の質・対応力・信頼・連携・接遇・スピード・経営安定という7つの要素の総合結果として現れる指標だからです。売上や訪問件数は施策で短期的に動かせますが、紹介率は現場の実態が伴わなければ動きません。短期の努力では変わらず中期に静かに変化するため、経営の羅針盤として最も信頼できます。
行動の可視化にはテクノロジーが最適です。訪問時間・移動経路・滞在時間の自動取得や逸脱の即時アラートは、記録の後追い入力を撲滅し、事実に基づく評価を成立させます。しかし対人サービスの中核である人対人の関係性、モラル形成、使命感はAIで代替できません。中核は人が担い、それ以外を合理化・標準化する設計を推奨しています。
最も重要なのは「後出しで厳格化しない」ことです。制度・評価・監視を後から段階的に追加すると、必ず反発を招きます。当社は制度・評価・可視化・研修を同じ設計思想で一本化し、導入当初から「当たり前の仕組み」として提示する一体導入を推奨しています。また導入前にスタッフ説明会を設け、ビジョンと変更点、不安の解消を丁寧に行います。
1拠点・単月からご相談いただけます。ただしSV支援は月次のリズムで効果が積み上がる性質のため、最低6ヶ月、推奨は12ヶ月以上での設計をおすすめしています。複数拠点・長期契約の場合はボリューム調整が適用されます。概算は自動見積シミュレーターでその場でご確認いただけます。
社労士法人HALZグループ(創業26年)が直接担当します。労務相談・給与計算・就業規則・助成金申請・人事制度設計・評価/研修・産業保健・採用支援まで、訪問看護に最適化した形で一気通貫で提供します。SV支援と人事基盤が同じ設計思想で連動する点が、当社の構造的な強みです。
むしろ承継直後こそ最も効果的なタイミングです。Day0-30の現状把握、Day31-60の安定化、Day61-100の改善着手という100日プロセスで、拠点を診断から改善着手まで到達させます。承継後100日を過ぎてからの立て直しより、初期から関与するほうが、結果的にコストも現場の負担も小さくなります。
いいえ、概算のシミュレーション結果です。実際のお見積りは、拠点の規模・スタッフ構成・現状の運用水準・訪問エリアの地理条件などを確認したうえで個別に作成します。まずは概算レンジをご確認いただき、お問い合わせフォームよりご相談ください。
HOME / 経営メディア
Management Insights
在宅医療・訪問看護の現場から書く、経営論。分析ではなく、実際に立ち上げ・運営・売却まで行った経験に基づく知見を公開します。
訪問看護ステーションの経営指標として、多くの現場が最初に見るのは訪問件数と稼働率です。どちらも重要な指標であることは間違いありません。しかしこの2つには、経営者にとって致命的な弱点があります。施策次第で短期的に動かせてしまうということです。
訪問件数は、営業をかければ一時的に増えます。稼働率も、シフトを詰めれば数字の上では改善します。ところがその裏で記録が遅れ、報連相が抜け、スタッフが疲弊していたとしても、その月の数字は良く見える。数字が良いのに現場が壊れていくという事態は、この構造から生まれます。
これに対して紹介率は、小手先では動きません。当社の提案書では、紹介率を次の7要素の総合結果として定義しています。
紹介を出す側の立場で考えれば、この構造は直感的に理解できます。ケアマネジャーが訪問看護を紹介するとき、彼らは自分の担当利用者と、自分自身の信用を預けています。対応が雑な事業所、連絡がつかない事業所、看護師がすぐ辞める事業所には、二度目は回ってきません。
紹介率は短期の努力では動かず、中期に静かに変化する。だから、経営の"羅針盤"にふさわしい。
ここが最も重要な点です。紹介率は営業目標として設定するものではありません。7要素それぞれの水準が上がった結果として、後から現れる数字です。したがって経営者がやるべきことは「紹介率を上げろ」と号令をかけることではなく、7要素のうちどれが弱いかを特定し、そこに具体的な介入を行うことになります。
SV(スーパーバイザー)の役割は、この7要素を分解して介入点に変換することです。医療の質には教育カレンダーと事例ライブラリ、同行指導で介入します。信頼には日次チェックリストと報連相の徹底で介入します。連携にはカンファレンス実施率のKPI化で介入します。接遇は、マニュアル化できない"間合い"を同行時の観察・示唆・承認で伝承する以外に方法がありません。
つまり紹介率という一つの指標を追うことは、現場の全側面に介入することと同義になります。だからこそ、これを追うことが経営そのものになるのです。
実務上は、紹介率を単一の数字として見るだけでは不十分です。紹介元別に分解することをおすすめします。特定のケアマネジャー1人からの紹介に依存している状態は、数字上は好調に見えても、担当替えや異動ひとつで崩壊します。季節変動や担当者交代に影響されない紹介の分散化と継続化こそが、経営の安定性を意味します。
もう一つは時間軸です。紹介率は中期に変化する指標であるため、月次で一喜一憂しても意味がありません。3ヶ月移動平均で傾向を見ながら、下降の兆しが見えた時点で7要素のどこが崩れているかを点検する。この運用が現実的です。
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訪問看護ステーションが崩れていくとき、そこに劇的な事件があることはほとんどありません。ある日突然、大きな医療事故が起きて評判が落ちるのではない。ほとんどの場合、崩壊は静かに、気づかないうちに進行します。
その真因を、私たちは「理念と規律の継続」の欠落による信頼資産の目減りだと考えています。この構造を3つのステージに分けて説明します。
立ち上げ期のステーションには、共通の特徴があります。経営者自身が現場に立ち、以下の3つを徹底しています。
この3つが回っているとき、地域には「あそこは断らない」「あそこは早い」という評価が蓄積します。これが信頼資産です。信頼資産は案件獲得、スタッフ採用、利用者継続率のすべてに波及します。創業期のステーションが、少ない人員で驚くほど回るのはこのためです。
問題は、組織が拡大したときに起こります。人が増え、経営者が現場を離れると、創業期の緊張感は必ず薄れます。
最も多いのは、訪問時間の変更をケアマネジャーに報告しないというケースです。本人にとっては「30分ずれただけ」でも、ケアマネジャーにとっては家族への説明が狂います。一度目は謝罪で回復します。しかし回復したように見えるだけで、再発リスクは残ったままです。
信頼資産は目減りし、紹介率は静かに下がり、採用・稼働率にも波及していく。
ここで厄介なのは、この段階では数字にほとんど現れないことです。紹介率は中期に効いてくる指標なので、目減りが始まってから数字として見えるまでに数ヶ月のタイムラグがあります。経営者が「最近紹介が減った」と気づいたときには、すでに原因は半年前の現場にあるのです。
では、どうすれば止められるのか。答えは、定性と定量の両輪で規律を継続させることです。
理念が浸透しているかは、数字では測れません。SVがスタッフに同行し、訪問前後の対話で観察・示唆・承認を行う。管理者との面談で判断の背景を聞く。この積み重ねでしか、現場の温度は把握できません。
一方で、行動の可視化はテクノロジーの得意領域です。GPS・訪問ログの自動取得、カンファレンス実施率、記録の当日入力率。これらを自動で取得し、逸脱を即時にアラートする。SVは異常が検知されたポイントにのみ人手を投入します。
ここが実務上、最も失敗しやすい点です。後出しの厳格化は、必ず反発を招きます。「今まで自由だったのに、急に監視するのか」という感情は、正当な業務改善であっても組織の抵抗を生みます。
したがって、制度・評価・可視化・研修は同じ設計思想で一本化し、導入当初から「当たり前の仕組み」として提示する必要があります。既存拠点への導入であれば、まずスタッフ説明会でビジョンと変更点、不安の解消を丁寧に行った上で、一括して運用を開始する。この順序を守るかどうかが、導入の成否を分けます。
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クリニックを承継した後、DX基盤の導入や業務フローの標準化が一段落すると、次に必ず浮上するのが在宅医療への展開です。そしてその局面で、構造的に不可欠となるのが訪問看護・リハビリステーションの併設です。
問題は、この立ち上げに経験者がいるかどうかで、初動の質が決定的に変わることです。ここでは承継直後の100日間を4つのフェーズに分けた実務ロードマップを示します。
最初の30日は、判断せず、把握に徹します。この段階で改善に手をつけると、必ず見落としが出ます。
特に注意すべきは労務です。承継前の運用が36協定や勤怠管理の実態と乖離しているケースは珍しくありません。ここを放置したまま拡大すると、後から是正コストが跳ね上がります。
把握した実態をもとに、まず運用の土台を固めます。この期間で最も重要なのは、実はスタッフ説明会です。
ビジョン・変更点・不安の解消。この3つを最初に丁寧に扱うかどうかで、その後の100日の抵抗の量が決まる。
並行して、KPI会議(収益・品質・人材・連携の月次運用)を開始し、請求運用・勤怠運用・給与運用の標準化を進めます。算定・記録・請求のフローを整えることは、収益にも労務時間にも同時に効きます。
土台が固まって初めて、改善に着手します。SV巡回を定型化された月次リズムで開始し、地域営業(ケアマネ・ドクター・病院への計画訪問)を強化。教育カレンダーの本格運用と同行同席を進めながら、未取得加算の取得と稼働最適化を実装します。
100日を過ぎた時点で、初めて拡張の可否を判断します。確立した運用フォーマットの他拠点への横展開、追加拠点の新規開設・追加承継、リハビリ・小児・精神・看取り強化といった新規事業。この判断は、Phase Ⅰ-Ⅲで積み上げた数値がなければ下せません。
訪問件数/利用者数/稼働率/訪問単価/人件費率
インシデント数/記録遅延/カンファレンス実施率/苦情件数/再発防止プラン数
離職率/採用充足率/管理者面談実施/教育実施率/キャリアラダー到達
紹介件数/医療機関連携数/ケアマネ接触数/地域営業履歴/退院後受け皿件数
この4カテゴリを月次で同じフォーマットで見続けること。それ自体が、承継後の拠点を安定させる最短の道になります。
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訪問看護ステーションの管理者が抱える最大の問題は、能力ではありません。役割の設計です。多くの管理者は、シフト調整、請求業務、備品発注、クレーム一次対応といった事務作業に時間を奪われ、結果として「事務長」になっています。
この状態では、判断が必要な場面ですべて経営者に確認が上がってきます。経営者は拠点数を増やせず、管理者は成長機会を失う。両者にとって不幸な構造です。
研修の前にやるべきことがあります。管理者が経営者に確認せずに判断できる範囲を、文書で定義することです。金額の上限、人員配置の裁量、困難ケースの受入判断、クレーム対応の一次裁量。この線引きが曖昧なままでは、どれだけ研修をしても管理者は判断しません。判断して怒られるリスクを取らないからです。
管理者の仕事を「事務処理」から「運用管理」へ移すには、見るべきものを定義する必要があります。勤怠・記録・報連相・引継ぎの4項目を日次でチェックし、週次でSVに報告する。この型が回り始めると、管理者の視点は自然に「今日の作業」から「今週の状態」へ移動します。
最後の「気になるスタッフ・利用者ケース」は、数値化できないが最も重要な項目です。離職も苦情も、必ず前兆があります。
判断の型は、座学では移りません。SVが管理者の隣で実際の判断場面に立ち会い、なぜその判断をしたのかを言語化する。この隣席伴走が、最も速く型を移植します。
意思決定の型を早期に習得させ、拠点責任者として自立可能にする。
加えて有効なのが、他ステーションとの相互見学です。自拠点の常識が業界の常識ではないと気づくことは、管理者にとって最大の学習機会になります。
管理者の疲弊要因として見落とされがちなのが、オンコール体制の曖昧さです。「誰が」「いつ」「どこまで」の3点が明示されていないと、実質的にすべての呼び出しが管理者に集中します。当番表、バックアップ、呼び出し基準を紙とアプリの両方で見える化し、対応の空白を作らないこと。これは管理者を守る施策でもあります。
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訪問看護の現場にテクノロジーを入れるとき、最初に決めるべきは「何を任せ、何を任せないか」の線引きです。ここを曖昧にしたまま導入すると、現場は「監視されている」と感じ、期待した効果は出ません。
GPS、訪問ログの自動取得、動画研修。これらは行動の可視化において圧倒的に有効です。具体的には次の2つの機能が現場を変えます。
最大の効果は、記録の"後追い"入力を撲滅できることです。後から思い出して書いた記録は、事実と乖離します。事実に基づかない記録の上に評価を乗せても、その評価は機能しません。自動取得は、評価制度が成立するための前提条件です。
訪問時間の変更、遅延、ケアマネへの未報告。これらを事後の月次報告で知るのと、発生した瞬間に知るのとでは、対処の質がまったく違います。信頼の毀損は、発生から回復までの時間に比例して深くなるからです。
人対人の関係性、モラル形成、使命感 ―― この3つはAIで代替できない。
訪問看護は労働集約型の対人サービスです。利用者の表情の変化に気づくこと、家族の言葉にならない不安を汲むこと、看取りの場で何を言い、何を言わないか。これらはマニュアル化も自動化もできません。だからこそ、SVが同行し、訪問前後の対話で観察・示唆・承認を行う ―― 現場そのものを教材として伝承する以外に方法がないのです。
したがって最適解は明確です。中核は人が担い、それ以外を合理化・標準化する。SVは異常が検知されたポイントにのみ人手を投入する分業設計にすることで、限られたSVリソースを最も価値の高い場面に集中できます。
最後に、実務上の最重要ポイントを繰り返します。制度・監視・評価は"一体導入"してください。すでに緩い運用が定着している拠点に、監視ツールだけを後から追加すると、必ず反発が起きます。
正しい順序は、①スタッフ説明会でビジョンと変更点を共有する、②制度・評価・可視化・研修を同じ設計思想で一本化して提示する、③当初から「当たり前の仕組み」として一括で運用開始する ―― この3ステップです。ツールの性能ではなく、導入の順序が成否を決めます。
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